ワックスをかける前に

天候の確認

雨天、高湿度、気温が5度以下の低温度の日はワックスがムラになったり、
うまく乾かない可能性があります。
気温が高すぎる夏場などはワックスを塗っている最中にどんどん乾いてきてしまい、塗った後が目立ってしまうこともあります。
基本的には晴れて暖かい日に作業するようにしましょう。

道具の準備

ワックスをかける際にはワックスのほかにもいくつか必要な道具があります。
以下のものをまず準備しましょう。

  • 床に適したワックス
  • 床の汚れを落とす洗浄液
    ※ワックスや洗浄液には床の材質に適したものを使用しましょう。
  • ワックスモップ
  • バケツ(出きれば2個以上)
  • タオル(6枚~10枚 出来るだけたくさんあると良いでしょう)
  • ゴム手袋
  • 掃除機
  • 扇風機
  • マスキングテープ
  • 新聞紙2~3日分(日差しが差し込むガラスにかけます)
  • ドライヤー2台以上(特に冬季)
  • 髪の毛をカバーできるもの

ワックスをかける前の下準備

ワックスをかける床の掃除をします。まず掃除機を使って床の表面にあるゴミをしっかり取り除きます。
バケツに床用の洗浄剤を適量入れたら水で薄め、タオルを浸したらできるだけ固くしぼり、床の汚れをきれいに拭いていきます。このとき洗浄液が濃すぎると既存のワックスが痛んでしまいますので、洗浄剤の使用方法に注意します。タオルは同じ面をずっと使用せず汚れてきたら違う面にして拭き、すべての面が汚れたら新しいものに取り換えるようにしましょう。

次に水で固くしぼったタオルでしっかり拭き取っていきます。洗浄剤が床に残ったままだと、ワックスがうまく塗れませんので丁寧に行っていきましょう。拭き取り終わり、汚れやゴミがないことを確認したら床の表面を扇風機を使用してよく乾燥させます。
掃除が終わってワックスを塗る前に、髪の毛が落ちないようにタオルや帽子などを使い、頭をカバーしましょう。またズボンの裾をソックスに入れておき、塗ったワックスを裾で擦ったりしないようにしましょう。

それでも自身の無い方は…

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