ワックスがけのコツ

①ワックスをかける順番

部屋などは奥から行っていくようにしましょう。
手前からかけてしまうとワックスが乾くまで身動きが取れなくなってしまいます。

②見切り線を作る

ワックスを塗る場合、部屋などの塗る範囲を一気に塗っていく必要があります。
部屋と廊下の間のドアがある部分に板がついている場合はその部分まで塗って終わらせることが出来るので問題はないですが、区切りがない場合や広い面積の部屋などは途中で間が空いてしまうとそこがムラになってしまいます。
そこで必要になるのが見切り線です。

床の板に沿って真っ直ぐにマスキングテープを貼って区切りをつけ、そこまでの範囲のワックスをかけていきます。
テープが細い場合は二重に貼ると、モップがはみ出てしまうのが防げます。
ワックスを塗り終わったらすぐテープを剥がします。距離が長い場合は要らない紙などに巻き取っていくと簡単に剝せます。

③ワックスをかける

ワックスを原液のままワックス塗布用モップか、ない場合はタオル(ウエス)にしみこませた後、床の板に沿って真っ直ぐワックスをかけていきます。角まで行ったら後ずさりしながら列をずらしてまた真っ直ぐというのを繰り返していきます。このとき手に力は入れずに軽く伸ばすように丁寧に塗っていきます。

ワックスをモップやタオルにつける際、バケツなどにワックス液を移して浸す場合は垂れない程度に軽く絞ります。
バケツの口が小さくモップが入らない場合には、床に直接ワックスを少量たらしてまんべんなく塗っていきましょう。

④ワックスが塗り終わったら

ワックスの乾燥時間は、20分から30分ほどかかります。
ワックスが乾くまで、床は触ったり歩いたりしないようにしましょう。
ワックスが乾いたら歩いても大丈夫ですが、完全乾燥するまでの1日ほどは、水などをこぼさないように注意しましょう。水滴でも白く跡が残ってしまいます。
ワックスが乾いたか確かめる時は、一番最後に塗った場所の目立たない箇所を、少しだけ指で触るなどして確認してみましょう。

それでも自身の無い方は…

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